れぷしこちん。

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ZOTAC GeForce GTX 1080 AMP Editionを買った

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先日ZOTAC GeForce GTX 1080 AMP Edition」を購入しました。

今更ながらではありますが、備忘録を残す感覚で、軽くレビューしたいと思います。

 

本題に移る前に、本製品について簡潔にまとめておきました。

 

この製品は、俗にグラフィックボードやビデオボード、更にはグラフィックカードビデオカード。時にはグラボとも略され、幅広い呼び名で親しまれているものです。

どんな製品かと言いますと、単刀直入にPCを構成するパーツの1つです。

 

本来、PCの基盤であるマザーボードにも同様の役割を果たす機能が付随していますが、処理能力にはやはり限界があります。そんな限界を拡張する為に大活躍するのが、本記事で紹介する「グラフィックボード」です。

例えば、最新のPCゲームをプレイする場合や、IllustratorPhotoshopを利用した画像処理など、高負荷な3D処理を行う際にマザーボードの機能の代わりとなって処理を行ってくれるパーツと言えます。

 

製品について少々深堀りしますと、このグラフィックボードは「GeForce GTX 980」の後継に当たり、次世代アーキテクチャである「Pascal」を載せたハイエンドGPUGeForce GTX 1080」が搭載されたもので、ビデオメモリには新しく「GDDR5X」が採用された、GeForce GTX 1000シリーズのハイエンドモデルとなります。

 

NVIDIAの謳う誇る3D性能は、VRに於いて「GeForce GTX TITAN X」の2倍、通常ゲームプレイ時では「GeForce GTX 980」のSLIを上回るとの事。

消費電力に関しては「GeForce GTX 980」同等であり、ワットパフォーマンスとコストパフォーマンスのどちらを手に取っても大変優れていると言えます。

 

発売当初は売り切れが続出し、どの店舗でも在庫切れとなっていました。現在在庫は安定し、Amazonでも簡単に入手できるようになりました。

しかし、市場価格は未だ安定しておらず、上がったり下がったりを繰り返しているのが現状です。

 

待ち切れなくなったので、早速開封していきます。

購入先は日本Amazon。購入時価格は74,766円。(現在も価格は不安定です。)

 

 

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まずは外箱。予想を遥かに超えた大きさです。

外箱であるキャラメル箱の中にはN式箱が入っており、更にこの箱の中にグラフィックボード本体が入っています。

ZOTACと言えば、コンパクト化を得意とするメーカーであると割り切っていたので、この大きさには思わず息を呑みました。

 

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こちらが「ZOTAC GeForce GTX 1080 AMP Editon」のご尊顔。

静電気防止袋で包まれているかと思いきや、プチプチのビニールで包まれています。色合いは静電気防止袋と似ているので、静電気対策は問題無さそうです。(適当)

本体の寸法は300x148x43.5mm。ケースに入るか不安な大きさです。

 

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付属品は、簡易インストールマニュアルが1冊、ドライバディスクが1枚、6-pin x2→8-pin x1変換コネクタが2本。

 

特に「ZOTAC GeForce GTX 1080 AMP Edition」は、補助電源を他のグラフィックボードより比較的多めに要するので、既存の電源にあるコネクタで足りるか予め確認しておくと良いでしょう。

 

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高級感溢れるブラックの100mmファンを2基搭載。

ZOTACのグラフィックボードには、オレンジ色のファンが採用されている印象が強くありましたので、進化の過程で更なる磨きの掛かったフォルムと併せて瞠目。

 

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埃を被っている手前のグラフィックボードが、私の愛機で動かしていた先代グラフィックボードである「ZOTAC GeForce GTX 670 2GB TWINCOOLER」。並べてみると、高級感もサイズ差も一目瞭然です。

加えて重量感も増しているので、より一層最近のグラフィックボードらしいグラフィックボードに仕上がっています。

 

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バックプレートは、ZOTACのイメージカラーであるグレーとイエローのアクセント。

 

冷却機能には、ZOTAC独自のクーリングシステムである「IceStorm」を搭載。

また「Carbon ExoArmor」を採用し、耐久性に優れるカーボン素材のファンカバー、及びバックプレートを搭載する事で、冷却機能の振動を抑制しています。

 

しかし、その分重量が増しているので、マザーボードに対する負荷が気になるところではあります。それでもグラフィックボードの振動は目立たないようで大きく目立ってしまうので、静穏効果が高まる点は嬉しいです。

 

更に、アイドル時や低負荷時に自動でファンの回転を停止させる「FREEZE」テクノロジーを採用。先述と併せて、騒音対策は完璧と言えます。

 

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GPUの供給状態をリアルタイムで最適化する「POWERBOOST」にも対応。

消費電力を最小限に抑え、安定性を確保する仕組みです。OCの際に役立ちますね。

 

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補助電源は8-pinが2つ。消費電力は230W。公式による推奨電源は500Wです。

コネクタ挿入口の上にある小さなLEDは、コネクタの挿し忘れ、電力の供給が不十分であった場合は赤く点灯し、挿し忘れも無く、電力供給も十分であると緑色に点灯します。

 

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ディスプレイ出力端子。Displayport 1.4x3、HDMI 2.0bx1、DL-DVI-Dx1。最大4画面までサポートしています。

同製品の上位版である「ZOTAC GeForce GTX 1080 AMP Extreme」と違い、こちらの製品には端子の保護キャップは付属していません。

 

PCIスロットを2スロットを占有しますが、この辺りは至って普通です。

 

ざっとこんなところでしょうか。

数年ぶりの換装だったので、知らぬ間の進化に驚きを隠せませんでしたが、これほどの性能を持つグラフィックボードが5桁台で買えるようになった事に対して強く衝撃を受けています。

GeForce GTX 1080の性能の半分にも満たないGeForce GTX 670も、当時は4万円ほどで奮発して購入したのに、としみじみ思ったりもしますが、何はともあれ、ようやく換装したいパーツも購入できましたし、製品の完成度にも大満足です。

 

機会があれば、組み立ての記事も書くつもりです。では。